




ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)は、電線として使用されている銅であることから銅の純度が高く(抵抗が小さい)、銅スクラップの中でも、最も価値の高い(買取価格が高い)ものです。
雑電線から被覆(皮)を剥離(皮むき)すると、内部にある銅線が得られますが、その銅線の全てが、ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)となるわけではありません。 下の写真のように、銅線の太さが足りないものは、ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)にはなりません。




また、太さをクリアしていても、表面に錫(すず,スズ)メッキがされているもの(錫引線)、エナメル加工がされているもの(エナメル線)、油が付着しているもの、 劣化(黒ずむ等)しているもの等は、ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)にはなりません。







ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)は、銅の中でも買取価格が高く上級なものですから、質は求められます。
銅は、水濡れや空気中の水分と反応して黒ずんでしまいます。

よって、ピカ線は保管場所に注意し、劣化してしまう前に売ってしまいましょう。
平角線(ひらかくせん)は、ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)とはせず、並銅(なみどう)とします。 但し、エナメルがあるもの、紙が巻いてあるもの、軸巻きで軸が残っているものは、並銅にもなりません。

また、空調銅配管のキレイなものを「ピカ」と呼ぶ人もいますが、ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)ではありません。
ピカ線(特一号銅線、ピカ銅)は、雑線の中の銅線ですが、ナイフでの剥線は手間がかかる上に危険ですので、剥線機(はくせんき)と呼ばれる専用の機械を使用します。